QRコード
QRCODE
トップ画面
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 3人
プロフィール
みっちょ
福島県郡山市大町の(有)吉田畳店(明治19年創業)の4人姉妹の三女として生まれ、昭和60年畳技能士の克浩氏と結婚。三女一男を授かり、両親と共に8人で暮らしている。
オーナーへメッセージ

技能講習会

主人は今日、須賀川にあるものづくり支援センターに、畳の技能検定を受ける方のための技能講習会の講師として朝から出掛けています。
組合役員さんに「私らは昔の経験で、口で言って教える事は出来っけど、実際手で縫って教えられんのは吉田さんだけだから・・・」と言われ、県内各地に出掛けてます。
主人は「60歳台、70歳台の先輩方をさしおき、自分がそんな所に出るのは・・・」といつも言いますが、主人の作業を見てきた私としては主人のように縫える人はまずいないと実感してます。
結婚して1.2年経った頃、新築市営住宅の戸数が畳組合員と同じ数だったこともあり、1組合員1戸で全員参加の競技会をしました。誰がどこをやったかわからないようにして、福島市の技能検定委員に減点方式で採点してもらったのですが、その時たった一店減点0で優勝したのがうちでした。その時は漠然と「うちの人って腕がいいんだ~」と思っていましたが、その後、平成6年の技能競技会東北大会に出場し、それまでは福島県からは3位入賞もなかったのに、1位優勝し、さらに平成13年の全国大会で2位、15年には1位優勝し、厚生労働大臣賞をいただきました。
全国大会には私もついて行ったのですが、そこで初めて他の技能士の仕事ぶりを見ることが出来、改めて主人の仕事ぶりがとても美しい事を知りました。作業の仕方は同じでも、所作が美しいと言うか無駄がないと言うか・・・言葉ではうまく言えないのですが、とにかく何かが違うんです。
全国大会2度目の時、見知らぬ他県の畳屋さんたちが「邪魔しませんから、ビデオに撮らせて下さい」と三脚を主人のまわりに立て、5時間ずっとビデオを撮っていたのを見て、「主人の仕事ぶりを美しいと思ったのは私だけじゃなかったんだ・・・」とちょっぴり・・いやいやとっても嬉しかったです。
全国大会について行って、私の主人の仕事ぶりに対する見方に自信を持つことも、主人をとても尊敬する事も出来、本当に良かったと思っています。
  スミマセン!ちょっとのろけてしまいました・・・


Posted by みっちょ at 2007年07月14日11:56
Comments(2)
この記事へのコメント
16日付の福島民報の
技能講習会の記事で
ご主人のお名前を見掛けました。

美しい仕事ぶりを覗きに行きたくなります。
Posted by Non-bay at 2007年07月18日 00:08
そうですか。民報に出たんですか・・・。
うちは昔から朝日なので、身近な話題は出ないんですよね。
Posted by みっちょ at 2007年07月19日 16:24
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。